日本呼吸ケアネットワーク 特定非営利活動法人日本呼吸ケアネットワーク(JRCN)では、呼吸ケアの充実と人の交流を目的として活動しています。

エコロジー

*特定非営利活動法人(NPO法人)日本呼吸ケアネットワーク

ごあいさつ

近年のめざましい医学の進歩は新しい医療機器・医薬品の開発とともに高度医療の適応を広めてきており、その結果として呼吸ケアのかかわりには広い見識が必要となって参りました。このような状況の中、呼吸ケアに従事する人達に国家資格は無く、専門職に携わる者の自己努力に任せているのが実情であります。このような現状を鑑み、多くの患者様に良質な呼吸ケアを提供するためには、専門職を育成する教育システムの改善と実現をのぞむことが急務であると思われ、日本呼吸ケアネットワークを発足しました。この法人の目指すものは広く社会・一般市民に対して、呼吸ケアに関する情報を積極的に発信・啓蒙すること、それともう一つは医療従事者に対して呼吸ケアの専門の情報提供と技術の向上を図ることを主な目的としております。これからの発展と夢の実現を図るためにはもっともっと会員になっていただいて、皆様のご支援とご鞭撻が必須であることは言うまでもありません。重ねてこの設立の趣旨をご理解の上、会員として企画・運営にご参加をお願い申し上げご挨拶とさせていただきます。

                日本呼吸ケアネットワーク理事長  宮 川 哲 夫

*JRCN 組織紹介

*広報・雑誌紹介

■メディカ出版 呼吸器ケア 2月号から『AARC最新文献の翻訳連載スタート』

2004年以降に作成および改訂されたAARCガイドラインを呼吸器ケアに連載致します。
是非閲覧後の皆様の声もお聞かせ下さい。

2月号:
  呼吸ケアエキスパートの必須知識
  知っておきたい!AARCガイドライン
  エビデンスに基づく人工呼吸器のウィーニングガイドライン(1)
3月号:
  エビデンスに基づく人工呼吸器のウィーニングガイドライン(2)
4月号:
  人工呼吸回路のケアとVAPの関連性

メディカ出版 呼吸器ケアホームページは、http://www.medica.co.jp/respcare/

■メディカルスタッフのためのトータル呼吸ケア COPD

COPD(Chronic obstrucvtie pulmonary disease)は、経年的に進行性に悪化し、
呼吸困難と日常生活動作の抑制が顕著化する疾患です。

日本の疫学調査において、従来いわれていた疾患罹患人口22万人をはるかに上回り、
40歳以上人口の8.5%、約530万人がCOPD患者として潜在しているといわれております。

本書は2003年千葉幕張で開催された第2回呼吸ケアセミナーで行なわれた
『ガイドラインにも基づいたトータル呼吸ケア-COPD-』の講演内容を主体に加筆し、
再構成したものです。呼吸ケアの確立を目指す多くのメディカルスタッフの方々に、
予防から重症ケアまで今後増加しうるであろうCOPDの現状を知っていただき、
包括的呼吸リハビリテーションを必要とするチーム医療の均一化に向け、
本書を参考にして頂ければ幸いです。

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